ようこそ、いらっしゃいました! へびーオヤジです。
カミさんの力を借りて、富士山の麓、そして秩父山中と、一緒に四社参拝を行った私たち。
カミさん、仕事で疲れているのに、どうもありがとう。
今度は、どこの神社を参拝させていただくこうかと、色々調べ始めました。
しかし、ここの辺りから状況が変わってきて、私の単身赴任が始まりました。
と言っても、休職中なので、仕事ではありません。
カミさんと仲が悪い別居という訳もありません。
単身赴任先は、私の実家。我が家(マンション)から歩いて5分程度。
第31話の最後で「私自身の病状」に添えてチラッと書いた「父の病状」が、あまり芳しくなくなってきました。
自力での移動等に支障が出てきて、段々母の手には負えなくなってきました。
第31話でも書きましたが、「私が休職しているのは、何かの時のために、実家にいられるようにという理由なんだ」と確信しました。
実家の客間に、座布団を引いて、一人寝泊まりする生活が始まりました。
もし父に、もちろん母にも、何かあればすぐ対応できます。
たとえ、私が服薬治療実験中で、睡眠コントロールが出来ていなくても、足の痛みが取れていなくても、同じ屋根の下にいれば、きっと何とかなる。
父の通院付き添いは、多いときは月6回など、頻繁になってきました。
段々と、勝手気ままに、月に何度も遠くへ出かける訳にも行かなくなってきました。
そして、この生活は現在(2023年)でも続いています。
今は夏(8月)なので、座布団でなく、ヨガマット(かな?)にバスタオルで寝ています。
日本家屋の実家にはネット環境がありません。なので、このブログは膝の上に置いたPCで打って、スマホのテザリングで、アップしています(一番最初、第1話の終わりに書いた状況のままです)。
でも、父と私、二人とも具合が悪い状況では、なおさら「神社参拝」を辞める気にはなりません。
「私が、必ず出かける日に、参拝しよう」そう考えました。
第7話の東京大神宮に参拝したように、「通院の前後で、参拝しよう」という事です。
「脳神経外科」の診察・処方、そして「ペインクリニック」での硬膜外ブロック注射(2週間おき)、そして職場の「産業医」の診察と、月4回は、どこかしらに通院しています。
一本の路線上であれば、通院前・通院後合わせて、三~四社を参拝できそうです。
早速、神社を調べ始めました。
通院に使う「大江戸線」ではなく、第7話で勘違いをしたままの「東西線」で……
┐(´д`)┌
そこで目に留まったのが、中央区日本橋の神社「小網神社」。
「強運厄除け」として名の通った神社との事。
番組で「〇ッターズ〇田」さんが、「東京一のパワースポット」「一押しの神社です」と紹介していました。
芸能人や有名人もお忍びで参拝に来るそうです。
■小網神社
御祭神
倉稲魂神 (うがのみたまのかみ) お稲荷大神
市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)萬福舟乘弁財天
福禄寿 (ふくろくじゅ)
御利益
「強運厄除け」「商売繁盛」「金運アップ」
第二次大戦の際、小網神社の御守りを受けた出征兵士が、全員無事に生還しました。
また東京大空襲で下町が未曾有の被害を受けた時も、社殿を含む境内建物は奇跡的に難を逃れました。(ホームページより)
次の通院は、2022年1月18日。15時からの病院に前に参拝する事にしました。
■オフィス街にたたずむ「小網神社」
「小網神社」があるのは、中央区日本橋小網町。オフィス街を入ったすぐの所にあります。
訪ねるルートは路線によって複数ありますが、私は「東西線 茅場町駅」から、「東京証券取引所」などの前を通り、10分ほど歩きました。証券取引発祥の地、桁違いの金額が常に動く「東京証券取引所」の前を、毎回通るのも、金運に良さそう!
ちなみに、神社の駐車場はありません。タクシーが多く路上駐車も難しいかもしれません。ご注意を!

境内は決して広いとはいえず、社殿から鳥居までの数メートルの参道?に並べるのは、3列になっても三十人並べるかどうかという所でしょう。
しかしその境内には、市杵島比賣神/萬福舟乘弁財天が祀られる「東京銭洗弁天の社」と「銭洗いの井」。そして「日本橋七福神めぐり」の「福禄寿」祀られています。


強運厄除けの神様を祀る社殿には、二対の龍の彫刻があります。
一つは「昇り龍」で、参拝者の願いを神様に伝え、そしてもう一つは「降り龍」で、神徳を参拝者に授けるといわれています。
ここ日本橋で唯一残った戦前建築という事からも、その強運ぶりがうかがえます。


ギュッと凝縮された境内には、社殿や神様を両側から囲むように、左側に「社務所」、右側に「神楽殿(珍しい五角形)」が建てられています。


参拝者は、鳥居の外からは、隣接するオフィスビルに沿ってずらっと並びます。
この神社に、これほど多くの人が並ぶのは、よほど強力なご利益があるという事なんだと思いました。

■神社の二之宮「「東京銭洗弁天の社」」
鳥居を一度出て社務所前に進むと、市杵島比賣神/萬福舟乘弁財天が祀られる「東京銭洗弁天の社」と「銭洗いの井」があります。


今はコロナ禍でザルはありませんが、ここでお金を洗ってお財布に入れておくことで、財運を授かると言われています。
私は、小銭は手の上で洗ってハンカチに包んで、お札は水を指につけて、上端のへりを濡れた指でなぞるようにしています。
以前は「クリアファイル」と「キッチンペーパー」を持っていき、お札を完璧に洗って、はさみ込んで持ち帰っていましたが、境内で洗った後の作業をする場所がなく、特に混んでいると厳しいです。
あと、10月の萬福舟乘弁財天大祭に併せて、特別な「東京銭洗い 財運御守」が期間限定で頒布されますので、是非お忘れなく。


こちらに、いらっしゃいます。
■神社の三之宮「福禄寿」
鳥居をくぐった、すぐ左にいらっしゃいます。
「人徳」「福徳」「財徳」の「三徳」のご利益があり、健康長寿の神ともされています。
参拝者は、「福禄寿」をなでて、「三徳」をいただきます。
そして「日本橋七福神めぐり」の一柱です。


この「白丸」の所にいらっしゃいます。
■ご利益ごとに豊富な授与品
参拝を終え、社務所では、「御朱印」「龍の値付け」「厄除けカード」「父の病気平癒御守り」「母と妻と娘の強運厄除け御守り」他、これでもか!といただいてしまいました。
御利益ごとに授与品の写真を並べた一覧ポスターが貼ってあり、判りやすかったですね。







こうして、また一社、初めての神社へ。東京一のパワースポットと言われる「小網神社」を参拝させていただきました。
13時15分に列に並んで、三柱の神様にお参りした後、授与品をたくさんいただいて、時刻は14時05分。15時の通院には十分間に合う!
そして「小網神社」は、通院のたびに、雨でも雪でもお参りに行く「へびー」ローテーションの神社になったのでした。(# ゚Д゚) 全然うまくないぞ~!!


続く
■テレビドラマまで、堺雅人さんが「布田天神社」をお参りしていました!
TBS系列「VIVANT」第5話(2023年8月13日放送)の冒頭で、堺雅人さんがお参りしていた神社、そこが「布田天神社」でした。(当ブログ第9話・第10話で紹介しました)
堺さんが勤める丸菱商事は、もっと都心に見えたので、ストーリーとの関係性は判りません。
同じく調布市内の日本最大厄除大師「深大寺」も、密会場所で出てました。
ちなみに、「VIVANT」第4話では、これからご紹介しようと思う(あっ、言っちゃった!)「神田明神」も登場!!
そして、出雲大社がある島根県も堺さんの出生地として舞台に!
神社仏閣や、祀られている神様も、ストーリーに絡んでくるかも!
神社巡りオヤジとしては、目が離せません!!
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

