ようこそ、いらっしゃいました! へびーオヤジです。
通院の行き帰りに参拝できる、「東京最強のパワースポット」との声も名高い「小網神社」へのお参りを果たしました。
それ以来、通院の際には、ほぼ欠かさずにお参りする神社になりました。
強運厄除けの「小網神社」の社殿には、「昇り龍」「降り龍」二対の龍さんが彫られていました。
やっぱり、パワースポットと言われる場所には「龍」さんがいるんだな!

他に、遠出せずとも参拝できる「龍さん神社」がないかと調べると……ありました!
「田無神社(たなしじんじゃ)」(東京都西東京市)
境内には、五龍神をお祀りしているとの事。
「龍」さん好きには、テーマパーク(不謹慎!!)のような神社です。
しかも、歩いて45分ほど。往復90分のウォーキングは、筋力を落とさないための運動にも良さそう。
父母の体調の関係で、遠出は怖いけど、参拝も入れて2時間位で帰ってこれるなら、OKでしょう。
「では、いつ行こうか?」と考えるも、父の病院、私の病院、そして試している薬が合わず体調不良と、なかなか外出できず。
「これではいかん!! とにかく行くと決めて、準備をしておこう。」と思う事、10日間。
結局参拝がかなったのは、2022年1月29日。
小網神社(1月18日)から十日以上も過ぎてしまいました。
普通に考えれば遅くはないかもしれませんが、休職中で家にいるのに、思うとおりに外出できない。
それは、まだ「会社勤めが出来ない」という意味。
決めた時間に出かける事は、復職の練習でもあります。
1月29日、少しでも自分を追い込んで、ストイックに行こうと、歩いて田無神社を目指しました。
幹線道路に囲まれた「田無神社」
創建は鎌倉時代にさかのぼる古社、「田無神社」ですが、現在は「青梅街道」「新青梅街道」「武蔵境通り」が交差してできる三角形の中に鎮座しています。
昔よく通っていた道だけど、気づきませんでした。スミマセン。
入口の鳥居は南向き、青梅街道沿いにありました。赤い文字で「田無神社」と彫られた石の柱が立っています。


1月とはいえ45分歩けば、汗びっしょりの私。腕まくりをしながら少しだけ階段を登り、鳥居をくぐります。
すると、どこの神社でも思う事ですが「景色が一変」します。この幹線道路に囲まれた中に、大木の並んだ参道が現れます。

参道の突き当りに見えるのが「拝殿」でしょうか?
右側の手水舎で、白い龍が吐く水でお清めし、先へ進みます。ちなみにこの水は、井戸から湧く御神水で、汲んで帰る方がいました。

左側に「白龍」の看板が! でもまた後で!

でも、まずは拝殿へ!
期間限定授与「一楽萬開札」の立て札が。何でしょう? 後で聞いてみよう。


長い歴史を感じる拝殿は、色を塗らず、木目を生かした造り。見事な龍や鳳凰の彫刻が施されています。
参拝に来ることが出来た御礼をして、境内を探検します。


境内は、上から見ると、ふくらます前のゴム風船のような形をしているようです。
息を吹き込む細い部分(参道)を抜けると、大きく広がる形です。
境内の案内図を探します。

ご龍神の他に、多くの神様が祀られているようです。
まずは、五龍神に参拝! と看板をみると、金龍さんは拝殿の中にあるようです。
もう一度拝殿に行くと、柱に絡みついた龍の彫刻が!
あれが「金龍」さん……でも、お顔が見えません。のれん(ではないと思いますが)のような布で丁度各隠れています。

何度か、撮影を試みたのですが、新年参拝の方がまだ多く、断念しました。
■御祭神
本 殿
尉殿大権現(じょうどのだいごんげん) 級津彦命(しなつひこのみこと)…金龍
級戸辺命(しなとべのみこと)……金龍
大国主命(おおくにぬしのみこと)
八衢比古神(やちまたひこのかみ)
八衢比売神(やちまたひめのかみ)
須佐之男命(すさのおのみこと)
倉稲魂命 (うかのみたまのみこと)
應神天皇 (おうじんてんのう)
猿田彦命 (さるたひこのみこと)
境内社
恵比寿・大黒社:大黒様・恵比寿様
津島神社:素戔嗚尊(すさのおのみこと)八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した神
煩大人社:伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
鹽竈社:塩土老翁(しおつちのおじ)
道祖神:塞ノ神。岐の神(くなどのかみ)である猿田彦命と同一視されている。
弁天社:須勢理比売命(すせりひめのみこと)大国主命の妻神で、素戔嗚尊の娘神。
少彦名社: 少彦名命(すくなひこなのみこと)一寸法師のモデルと言われる。
野分初稲荷大社: 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
賀陽家屋敷稲荷神社
予想外にたくさんの、しかも有名な神様が祀られています。
これは、パワーもすごそうです。
そういえば、さっき立札があった「一楽萬開札」って何だろう?
社務所で聴くことにします。
龍神が人生を開く「一楽萬開」 悪い方位の影響を抑える「方位除祈祷」
「一楽萬開」とは、龍神様の力を借りて、人生を切り開くという考えのようです。
また、「気学・方位学」を用いて運を開き、思わぬ災難や運気の急激な変化を事前に予防する祈祷も行っているようです。
■一楽萬開
「一楽」とは、龍神様からいただく最初の「楽」のことを言います。この一つの楽が次の楽を呼び、次々に楽が集まり、「萬の道」すなわち人生が開かれることを「一楽萬開」と言います。
「楽」とは身や心が楽しくなることであり、すなわち生活や心身が豊かに健やかになることでもあります。
龍神様から「楽」をいただく「一楽萬開札」は、11月23日2(新嘗祭)から2月3日(節分祭)の期間に、社務所にて授与しています。
家の玄関もしくは、年の吉方にお祀り下さい。
■方位除祈祷
自らの本命星を知り、吉方位を利用して、より良い方向へと導く龍神さまの方位除け。
良い方位を用いれば良いことが起き、悪い方位を用いれば悪いことが起きるというのが気学の根本的な考えです。
方位学とは、悪い影響を受ける凶方位を避け、吉方位を積極的に取り入れていく開運法です。
しかしながら、現代社会において日々の生活の中で隅々まで方位や方角を気にして過ごすことは非常に難しいことです。移転や旅行、買い物に行く場合などたいていは自分の思うままの方位に、そのときの都合に合わせて出かけるのが普通です。
思わぬ災難や運気の急激な変化を事前に予防するために、方位除祈祷を受けていただくことをお勧めいたします。
方位学は、第9話で出てきた「九星気学」の事のようです。私は、「八白土星」でした。境内のポスターにも、「九星気学」の八角形の方位盤が書いてありました。
吉方位をうまく使って「良運」を取り込もうというのが九星気学で、私も9話で知ってから、「吉方位アプリ」をスマホに入れたりして、参拝日も方位のいい日を選んだりしていました。「今、出来ることは何でもしてみよう」の精神です。
田無神社は。現代社会は、吉方位に合わせて動くことが難しい(良くない方位にもいかざるを得ない)ので、良くない影響を受ける前に「方位除けのご祈祷を」という事ですね!
実は、2022年当時の私は、方位盤の「八角形の真ん中」つまり「八方ふさがり」の年でした。
「だからか!? こんな「蛇」くん(PLMT)に、オヤジ狩りのように絡まれて、お金を巻き上げられる(医療費の事です…)はめになったのか!?」
下の図は、今年2023年の物を、田無神社のホームページから拝借しました。
昨年2022年は、下の方位盤の「ど真ん中」八方ふさがりに「八白土星」が入っていました。
今年は、「四緑木星」さん…がんばってください!! 応援してます! 気にすることないですから!(お前が言うな!ですね)

ここでご祈祷を受ければ、状況が打開できるかもしれないのか?…う~ん、でも1,000円とかで済むはずないよな、きっと。
またまた、情けない58歳が出てきました。
でも、「一楽萬開札」は、我が家と実家に、一つずつ欲しいし、お守りもみんなにもらっていってあげたいし。今回は断念。また今度。
さて、金龍さんはお参りしたから、あとは、白龍、赤龍、青龍、黒龍、それぞれにお参りしよう。
境内の探検を始めよう。
続く

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
①御利益を数えてびっくり
家内安全・運気の向上・幸福招来・良縁成就・金運向上・身体健全・夫婦円満・交際運向上・学業成就・勝負運・出世運向上・スポーツや芸能の技芸向上・就業成就
実にたくさんのご利益がありますね。
沢山の神様もそうですが、五龍神それぞれ御利益が違うのも、数の増加に影響してます。詳しくは次の回で!
②映画「スラムダンク」のクレジットに「田無神社」が出ていた。
スラムダンクの某キャストが、神社にお参りするシーンがあったとの事(残念ながら、私は見ていません…)。実際は別の神社だけど、おそらく社殿の造形とか、彫刻とか細かい所を参考にしたのではないかとの事。
ちなみに、拝殿は、江戸時代初の伝説的彫刻職人、左 甚五郎(日光東照宮の眠り猫をはじめ全国各地に作品が残る)を祖とする名門「嶋村家」が手掛けたもの。内外には様々な彫刻が施されており、本殿とあわせ東京都指定文化財に登録、平成30年には東京都より「特に景観上重要な歴史的建築物等」に選定されています。
東映アニメーションは、それを聞きつけて見に来たのかもしれませんね!
境内に、干支と並んで「スラムダンク」の絵馬とか…できないか!
東京都調布市の「布田天神社」は、本殿裏の森の「ゲゲゲの鬼太郎」が住んでるっていう設定。
茨城県大洗町の「大洗磯前神社」には「ガールズ・アンド・パンツァー」の絵馬があり、大洗町自体が「聖地」になってます。
神社とアニメは、関係無い様だけど、「非日常」という点で、結構縁が出来るものなのかも。











