ようこそ、いらっしゃいました! へびーオヤジです。
通院時に参拝できる「小網神社」、自宅から徒歩45分で行ける「田無神社」と、新しい二社を参拝した私。
さらに神社について調べた私は、新たな候補を見つけました。
「瀧川神社(たきがわじんじゃ)」(静岡県三島市)
御祭神は「瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)」。
水神様とも龍神様ともいわれますが、詳細が判っていない謎の多い女神さまです。
瀬織津姫命は、「水神」「祓神」「龍神」、あるいは「川神」や「海神」ともいわれます。
罪や汚れを祓い清める四柱の神様のおひとりで、神道で唱える「大祓詞(おおはらえのことば)」では、はっきり詠われるものの、それ以外には登場する事のない、謎多き女神さまです。
天照大神の荒魂(あらみたま)と言われたりもします。実際に「伊勢神宮」では、瀬織津姫命を「天照大神の荒魂」として祀っています。
なぜか古事記・日本書紀等の書物に記載がない「封印された神様」などとも言われます。
また、水を司る「龍神の化身」であり、そして弁財天で祀られる「市杵島姫命」と同一神とも言われます。
ご利益は、「罪や穢れを祓い清める」「金運アップ」「勝負運アップ」「子宝・安産」「厄除け・
水難除け」「縁結び」などと、多岐にわたります。
新海誠監督の大ヒット映画「君の名は。」(2016年)のモチーフが「瀬織津姫命」というのは、知られていますよね。
主人公の女の子「宮水三葉」は、瀬織津姫命の別名「水波能売命/罔象女神(みつはのめのかみ)」、男の子「立花 瀧」は、瀧、水の神、龍神です。
やはり、「神社」や「神様」と、「アニメ」のモチーフになったりするんですね! 特に最近、頻繁な気がします。
宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」の頃からでしょうか?ヒットするアニメには、神様が出てくる…
気のせいでしょうか?
そんな「瀬織津姫命」が祀られた「瀧川神社」は、不思議な光に包まれていると話題になった「光の巫女舞」の「YouTube」が再生数を伸ばし、以降、参拝者が急増したそうです。
「家族の具合があるので、当分遠くに行くのは控えよう!」
と思ったものの、容体はどうなるか判らない。家族も、私も。なら、今のうちに行かせてもらおう。
しばらくご無沙汰となる「遠出」の参拝に出かけることを決めました。
ご無沙汰となるなら、思い切り詰め込んで出かけよう。
という事で、以下の神社に参拝させてもらう事にしました。
- 箱根神社
- 九頭竜神社 新宮
- 瀧川神社
- 富士山本宮浅間大社
- 冨士御室浅間神社 里宮・奥宮
- 北口本宮冨士浅間神社
- 新屋山神社 里宮
未だかつてない多さですが、迷わず決行です。
そして2022年2月4日、日帰り参拝に出発しました。
まずは龍神さんにご挨拶!「箱根神社」「九頭龍神社」
「小網神社」「田無神社」の龍さん三昧の続きで、最初に「箱根神社」「九頭龍神社」をお参りしました。









いよいよ瀬織津姫命の神社「瀧川神社」
三島駅のそばを通る、幹線道路「東海道」から、住宅街に向かって入っていきます。
「こんなところに神社がある?」と思いながらどんどん奥へ進むと、周りの風景が徐々に、自然豊かに!
狭くなってきた道路の左側には畑が広がり、その奥には緑の山がそびえています。

「瀧川神社」と小さな立て看板が!
富士山三合目「新屋 山神社 奥宮」の看板を思い出しました。

その先には、細い畑道が続いています。ここを歩くようです。
奥に、小さく鳥居が見えます。
畑道に降りて歩いていくと、鳥居の脇に来るかが止まっています。駐車場でしょうか?
ここまで来るには、かなり狭く怖い道です。と…思います。


鳥居やその周辺を含め、歴史の深さと、かなりの山奥の神社のように感じます。


「瀧川神社」は川のふちに建っていました。
川の向こうは山となり、幅が広めの滝が流れ落ちています。
この滝で、三島大社の神職の方々が、みそぎをしていたようです。
大きな三島大社から、この滝へみそぎに来る。やはり神聖なところなのでしょう。

「社務所」のようなものは見当たりません。
神主さんがいらっしゃる神社ではないようです。
境内も、はっきり境界線があるのか判りませんでした。あちこちから入れる「広場」のような感じです。
きっと、この広場で話題の「巫女舞」が舞われたんでしょう。
お社は、かなり控えめな大きさ。残念ながら扉は閉じていました。瀬織津姫命にお会いしたかった。


後で調べると、「瀧川神社」のお社は火事で焼失したとの事。今のお社は、伊勢神宮が式年遷宮で解体した材料で再建したとの事。
確かに、写真で見る伊勢神宮の建物と同じ色です(な気がします)。
「瀬織津姫命」を祀っている伊勢神宮とのつながりを…感じざるを得ません!!(真似してスミマセン)
本殿前で、無事に参拝さえていただけた事を、「瀬織津姫命」様に感謝します。
その間、心地よい滝の水音が、ずっと続いています。
瀧を覗きに行くと、高さ10m程?の滝が扇型に広がっています。

途中で小さい「不動明王」がこちらを見守っています。


「御神宿」。御神木でしょうか?
1200年前、弘法大師が文字を刻んだ石のようですが、読み取る事はおろか、書いてある場所も判りませんでした。残念。



社務所がなく、周囲にたずねられる方もいなくて、残念ながら「御朱印」はいただけませんでしたが、落ち着く空気を持った神社でした。インスタにも。神々しい写真が多数上がっていました。

▼瀧川神社インスタグラム
https://www.instagram.com/takigawajinjya/
私も、滝をしばし眺め、川へ降りて流れる様子を、飽きずに見ていました。
今度機会があったら、母を連れてきて「何か感じるか」感想を聞いてみたいですね。(何か色々感じ取れるようです。私と違って…)
さて、そろそろ出発しよう。
箱根の芦ノ湖から、現在は三島市の「瀧川神社」。
これから富士宮市の「富士山本宮浅間大社」へ向かった後、前回とは反対周りに富士山を半周して、富士吉田市の「浅間神社」二社、そして最終的に「新屋山神社」へ。
まだまだ先は、かなり長いぞ。
無事にお参りできますように、何卒お願いします。
「富士山本宮浅間大社」




冨士御室浅間神社




北口本宮冨士浅間神社



新屋 山神社



続く
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
▼身体の外と中と! あなたは、謎多き女神にも負けない「美」を手にいられます!





